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PCスペックは、CPUとメモリは「設定」のバージョン情報、GPUはタスクマネージャー、SSD・HDDはストレージ設定、全体の型番やBIOSは「システム情報」で確認できます。確認画面を1つに絞るより、何のために調べるかで使い分けるほうが誤りを減らせます。
最短の確認順:
- 「設定 > システム > バージョン情報」でCPU、実装RAM、Windowsのエディション・バージョンを確認する
- タスクマネージャーの「パフォーマンス」でCPU、メモリ、ディスク、GPUの型番と使用状況を確認する
- ストレージ設定で空き容量を確認する
msinfo32でPCモデル、マザーボード、BIOSなどの詳細を確認する- 使いたいゲームやアプリの公式推奨要件と項目ごとに照合する
Microsoftも、基本情報は「設定 > システム > バージョン情報」、空き容量は「設定 > システム > ストレージ」で確認する方法を案内しています。詳しい構成はシステム情報、動作中の負荷はタスクマネージャーで確認します。
Microsoft Support:Windowsデバイスの情報を確認する
PCスペックで最初に確認する5項目
| 項目 | 確認する内容 | 主な用途 |
|---|---|---|
| CPU | メーカー、シリーズ、型番、世代 | アプリ要件、処理性能、Windows対応 |
| メモリ | 搭載容量、使用量、速度、空きスロット | 同時作業、増設判断 |
| GPU | 正確な型番、専用GPUメモリ、使用率 | ゲーム、動画編集、3D、AI処理 |
| SSD・HDD | 種類、型番、容量、空き容量 | 保存容量、読み込み、増設判断 |
| Windows | エディション、バージョン、ビルド、64ビット | ソフト・周辺機器の対応確認 |
「メモリ16GB」「SSD 1TB」のような容量だけでは、増設できる部品までは決まりません。増設時はPCの正確な型番、マザーボード、空きスロット、対応規格、電源、ケース寸法も必要です。
CPU・メモリ・Windowsを設定で確認する
- スタートボタンを右クリックして「設定」を開きます。
- 「システム」を選び、下へ移動して「バージョン情報」を開きます。
- 「デバイスの仕様」でプロセッサと実装RAM、システムの種類を確認します。
- 「Windowsの仕様」でエディション、バージョン、OSビルドを確認します。
スクリーンショットを共有する前の注意:バージョン情報にはデバイス名や製品IDが表示されることがあります。ユーザー名、メールアドレス、製品ID、シリアル番号、MACアドレスなどが写る範囲は切り取るか隠してください。
CPU名は末尾まで記録します。「Core i7」や「Ryzen 7」だけでは世代や性能を判別できません。メモリも搭載容量だけでなく、増設する場合は後述するタスクマネージャーで速度や使用スロットを確認します。
GPUと現在の使用状況をタスクマネージャーで確認する
- Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開きます。
- 「パフォーマンス」を選びます。
- 左側の「CPU」「メモリ」「ディスク」「GPU」を順番に選びます。
- 型番、搭載量、使用率、速度などを記録します。

この画面で分かるのは「搭載している部品」と「その時点の使用状況」です。CPU使用率が低い瞬間の画像だけで性能不足ではないと判断したり、GPU使用率が高いだけで故障と断定したりはできません。動作が重くなる操作を再現し、どの項目が継続して高くなるかを見ます。
Microsoftはタスクマネージャーを、CPU負荷、メモリ使用量、ディスク、ネットワークなどの性能とリソース消費を確認できるWindowsの管理ツールとして説明しています。
Microsoft Support:Windowsのシステム構成ツール
GPUが2つ表示される場合
ノートPCや一部のデスクトップでは、CPU内蔵GPUと専用GPUが別々に表示されます。GPU 0・GPU 1の番号ではなく、右上の製品名と、目的のアプリを動かしたときに負荷が上がる側を確認してください。
GPUの型番と認識状態をさらに切り分ける場合は、グラボの型番と認識状態を確認する方法も参照してください。
SSD・HDDの容量と種類を確認する
空き容量はストレージ設定で見る
- 「設定 > システム > ストレージ」を開きます。
- Windowsを入れているドライブの使用量と空き容量を確認します。
- 複数のドライブがある場合は「ストレージの詳細設定」から他のドライブも確認します。
SSDかHDDか、型番はタスクマネージャーで見る
タスクマネージャーの「パフォーマンス > ディスク」では、SSDまたはHDDの表示、ドライブ番号、型番を確認できます。容量不足とドライブ故障は別問題です。空き容量が少ないだけなら整理が先ですが、異音や認識不安定がある場合は書き込みを増やさず、データ保護を優先します。
健康状態まで確認する場合は、SSD・HDDの健康状態を確認する方法で、容量確認と故障兆候を分けてください。
PCモデル・マザーボード・BIOSをシステム情報で確認する
- Windows + Rを押します。
msinfo32と入力してEnterキーを押します。- 「システムの要約」でシステムモデル、BIOSバージョン/日付、BIOSモード、ベースボード製造元・製品を確認します。
- メーカーPCでは、本体ラベルや公式サポートページの型番とも照合します。

Microsoft Learnでは、msinfo32をWindows 11・10で使えるシステム情報ツールとして案内しています。結果をファイルへ保存する機能もありますが、他人へ渡す前にデバイス名や利用環境など不要な情報が含まれていないか確認してください。
検証機で実際に確認できた構成
2026年9月25日に、記事で使った画面と同じ検証機をWindows標準機能で確認しました。
| 項目 | 検証機で確認した内容 | 確認場所 |
|---|---|---|
| CPU | Intel Core i7-11700 | 設定、タスクマネージャー |
| メモリ | 約16GB | 設定、タスクマネージャー |
| GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti | タスクマネージャー |
| ストレージ | Intel SSD 約954GB、KIOXIA SSD 約932GB | タスクマネージャー、システム情報 |
| OS | Windows 11 Home、ビルド22621 | 設定、システム情報 |
これは1台の検証環境で観察した事実であり、2026年時点の推奨構成や、すべてのPCの正常値ではありません。重要なのは型番を並べることではなく、目的の公式要件と一項目ずつ比べることです。
目的によって見る項目を変える
| 目的 | 優先して見る項目 | 次の判断 |
|---|---|---|
| ゲームやアプリを動かしたい | CPU型番、RAM、GPU型番・専用メモリ、空き容量、OS | 提供元の最低・推奨要件と照合 |
| 動作が重い原因を知りたい | 症状発生時のCPU、メモリ、ディスク、GPU使用率 | 高い項目と実行中プロセスを確認 |
| メモリやSSDを増設したい | PC・マザーボード型番、現在の規格、空きスロット | メーカー仕様とマニュアルで互換性確認 |
| Windows 11対応を知りたい | CPU、TPM、UEFI、セキュアブート、RAM、容量 | Microsoftの公式要件とPC正常性チェックを優先 |
| 買い替え条件を決めたい | 現在不足する項目と、将来使うアプリの推奨要件 | 必要構成を注文前チェックへ変換 |
ゲームやアプリは、公式ページの「最低動作環境」だけでなく「推奨動作環境」を確認します。最低要件は起動の境界であり、希望する解像度、画質、処理時間を保証する値とは限りません。
確認結果から増設・設定・買い替えを分ける
- 空き容量だけが不足:不要データの整理やストレージ増設を先に検討する
- メモリ使用率だけが高く、増設可能:PC型番・規格・空きスロットを確認する
- 特定アプリだけGPUを使っていない:アプリ側のGPU設定やドライバーを確認する
- CPU、GPU、メモリなど複数項目が推奨要件未満:部品を個別に買う前に、増設総額と買い替えを比較する
- ノートPCや一体型PCで増設範囲が狭い:分解前にメーカー仕様と保証条件を確認する
複数項目の不足が分かった場合は、部品名から選ぶのではなく、用途と公式要件から新しいPCの構成を決めます。具体的な整理方法は、BTOパソコンの注文前チェックへ進んでください。
複数部品が不足し、新品デスクトップを構成から選ぶ場合(PR)
CPU、GPU、メモリ、ストレージなど複数項目が公式推奨要件を満たさず、現在のPCで安全に増設できる範囲も限られる場合は、カスタマイズ可能なBTOパソコンも比較対象です。先に必要条件を書き出し、不要な上位構成を選ばないようにしてください。
当サイトがサイコムの個別モデルを購入・実機検証したレビューではありません。価格、構成、納期、保証、用途への適合は、見積もり時の公式表示で確認してください。PCパーツ単体の購入を案内する広告ではありません。
PCスペック確認のよくある質問
PCのスペックを一括で確認できる画面はありますか?
msinfo32のシステム情報で多くの項目を確認できます。ただし、GPUの使用率や専用メモリ、メモリの現在の使用量、ディスクの負荷はタスクマネージャーのほうが分かりやすいため、目的に応じて併用します。
CPUやGPUの温度もWindowsだけで確認できますか?
タスクマネージャーでGPU温度が表示される構成はありますが、CPU温度はWindows標準画面だけでは確認できない場合があります。メーカーの管理ソフトや信頼できる監視ツールを使う場合も、取得元と対応機種を確認してください。
スペックが高ければ動作が重い問題は解決しますか?
必ずしも解決しません。容量不足、常駐ソフト、温度、ドライバー、ネットワーク、アプリ設定などでも重くなります。症状が出る操作を再現し、タスクマネージャーで詰まる項目を確認してから変更します。
まとめ:型番と使用状況を分けて確認する
PCスペックは、設定でCPU・RAM・Windows、タスクマネージャーでGPU・ディスクと使用状況、ストレージ設定で空き容量、システム情報でPCモデル・マザーボード・BIOSを確認します。
確認した数値をそのまま良し悪しへ変換せず、使いたいゲームやアプリの公式推奨要件と照合してください。1項目だけ不足するなら設定や増設、複数項目が不足し増設も難しいなら買い替えという順に分けると、不要な部品購入を避けやすくなります。

