DNSサーバーは応答していません|原因の切り分けと直し方

DNS接続トラブルを確認するパソコンと家庭用ルーター

こんにちは。PCトラブルマニアックス、運営者の「TAKE」です。

Windowsの診断で「DNSサーバーは応答していません」と表示され、Wi-Fiや有線LANには接続しているように見えるのに、Webサイトが開けなくなっていませんか。

このエラーは、サイト名を通信先のIPアドレスへ変換する「名前解決」が正常に完了しなかったときに表示されます。ただし、表示だけでDNSサーバーそのものの故障とは断定できません。PCからDNSサーバーまでの通信経路、ルーター、回線、Windowsの設定、VPNなどが原因でも同じ結果になります。

結論:最初に「ほかの端末もつながらないか」を比べ、次にIPアドレスとデフォルトゲートウェイ、最後にnslookupの結果を確認します。IPを取得できていない問題と、DNSだけの問題を分けてから、再起動、DNSキャッシュ消去、設定確認、DNSの比較変更へ進むのが安全です。

この記事は、家庭のWindows 11 PCで突然このエラーが出た方を主な対象にしています。Windows 10では設定画面の名称が一部異なります。会社・学校の管理PC、固定IPを指定された回線、VPNで社内システムへ接続する環境では、自己判断でDNSを変更せず管理者へ確認してください。

DNSサーバーは応答していませんの意味と原因を切り分ける

このエラーだけではDNSサーバーの故障と断定できない

DNSは、「www」から始まるサイト名などを、通信に使うIPアドレスへ対応づける仕組みです。Windowsが設定済みのDNSサーバーへ問い合わせても有効な応答を得られないと、名前でWebサイトを開けなくなります。

ただし、DNSサーバーへ問い合わせる前提として、PCがルーターへ接続し、IPアドレス、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバーの情報を正しく使える必要があります。途中の通信が切れていれば、正常なDNSサーバーからも応答は戻りません。

確認できた状態 優先して疑う範囲 次の行動
家中の端末が同時につながらない ONU・モデム、ルーター、回線、プロバイダー側 障害情報と機器ランプを確認する
このPCだけつながらない Windows設定、DNSキャッシュ、VPN、プロキシ、アダプター PC側の現在値と名前解決を確認する
特定のブラウザーだけ開けない ブラウザー設定、拡張機能、セキュアDNS、プロキシ 別のブラウザーと比較する
特定のサイトだけ開けない URLの誤り、サイト側障害、そのドメインのDNS 複数の既知サイトを開いて比較する

「DNSサーバーは応答していません」は診断の手掛かりであり、部品交換を決めるエラーではありません。最初からルーターを初期化したり、ネットワークドライバーを削除したりせず、影響の少ない比較から始めましょう。

別の端末と別の接続先で影響範囲を確認する

まず、同じルーターへ接続しているスマートフォンや別のPCで、複数のWebサイトを開きます。スマートフォンはモバイル通信ではなく、問題のPCと同じWi-Fiへ接続して確認してください。

同じWi-Fiでパソコンとスマートフォンの接続を比べる様子

  1. 問題のPCで、2~3個の別々のWebサイトが開くか確認する
  2. 同じWi-Fiのスマートフォンでも、同じサイトを開く
  3. 可能なら、問題のPCをスマートフォンのテザリングへ一時接続して比較する
  4. 発生時刻と、つながらない端末の範囲をメモする

同じWi-Fiの端末がすべて失敗するなら、1台のWindows設定よりもルーター、ONU、回線、プロバイダー側を優先します。問題のPCだけ失敗し、同じPCがテザリングでは使えるなら、自宅ルーターとの組み合わせや、その接続に保存されたDNS設定が候補です。

テザリングでも同じPCだけ失敗する場合は、Windows、VPN、プロキシ、セキュリティソフトなど、接続先が変わっても残る要素を優先します。ただし、比較結果だけで原因を確定せず、次の現在値とDNS応答も確認してください。

会社・学校・集合住宅では勝手にDNSを変更しない

補足:会社・学校・ホテル・集合住宅の無料インターネットでは、指定DNS、内部向けドメイン、認証画面、フィルタリング、固定IP、VPNが使われることがあります。管理者から指定された値を自動取得やパブリックDNSへ変えると、社内サイトや認証が使えなくなる場合があります。

管理PCで管理者権限を求められた場合や、DNSの値が社内資料に記載されている場合は、設定変更を止めて情報システム担当者へ連絡してください。家庭でも、見守り機能やセキュリティサービスが指定DNSを使っている場合は、契約先の案内を優先します。

DNSサーバーが応答しないときの直し方

IPアドレス・ゲートウェイ・DNSの現在値を記録する

設定を変える前に、現在使っている接続の状態を記録します。Wi-Fiとイーサネット、VPN、仮想アダプターが並ぶPCでは、接続中のアダプター欄を見てください。

  1. スタートボタンを右クリックする
  2. 「ターミナル」または「コマンド プロンプト」を開く
  3. 次のコマンドを入力してEnterキーを押す
ipconfig /all

接続中の「Wireless LAN adapter Wi-Fi」または「Ethernet adapter Ethernet」に相当する欄で、次を確認します。

  • IPv4アドレス
  • デフォルト ゲートウェイ
  • DNSサーバー
  • DHCPが有効か

IPv4アドレスが169.254.x.xである、デフォルトゲートウェイが空欄である、接続中のアダプターに「メディアは接続されていません」と出る場合は、DNSだけの問題ではない可能性が高い状態です。ルーターから通信設定を受け取れていないため、先にケーブル、Wi-Fi接続、DHCPを確認します。有線LANで169.254が表示される場合は、「イーサネットには有効なIP構成がありません」の切り分け手順も参考にしてください。

複数のアダプターがあって見分けにくい場合は、WindowsでIPアドレスを確認する方法で、設定画面とコマンドの対応を確認できます。

ipconfig /allの結果には、ホスト名、物理アドレス、DNSサフィックスなどが含まれます。画面全体をSNSや掲示板へ公開せず、サポートへ伝える場合も必要な項目だけにしてください。

nslookupでDNSだけが応答しないのか判定する

IPアドレスとデフォルトゲートウェイを取得できているなら、設定中のDNSサーバーへ実際に名前を問い合わせます。通常のターミナルまたはコマンドプロンプトで、次を実行してください。

パソコンからルーターとDNSサーバーまでの通信経路イメージ

nslookup www.microsoft.com

nslookupは、DNSの応答を調べるWindows標準コマンドです。「Server」または「サーバー」と、そのアドレスに続き、問い合わせた名前のIPアドレスが返れば、その時点では既定DNSによる名前解決ができています。サーバー名だけが「Unknown」と表示されても、サーバーのアドレスと問い合わせ先のIPアドレスが返っていれば、それだけで失敗とは判断しません。

nslookupの結果 判断 次に確認すること
名前とIPアドレスが返る 既定DNSは応答している ブラウザー、VPN、プロキシ、特定サイト側を確認
要求がタイムアウトした DNSから時間内に応答を得られていない 影響範囲、ルーター、回線、指定DNSを確認
サーバーから応答がない 指定先へ到達できないか、DNSサービスが応答していない 別DNSとの比較、VPN・フィルターを確認
存在しないドメイン 入力ミス、対象名のレコードなし、またはDNS側の応答異常 綴りを確認し、既知の別ドメインと別DNSで比較

ルーターまでの接続も確認したい場合は、ipconfigで確認したデフォルトゲートウェイへpingを送ります。ゲートウェイが192.168.1.1なら、次のように入力します。数字は自分の表示値へ置き換えてください。

ping 192.168.1.1

応答があればPCとルーター間のIP通信は成立しています。応答がなくても、機種や設定によってpingへ返答しない場合があるため、これだけでルーター故障とは断定しません。別端末の結果やルーターの管理画面、ランプ状態と合わせて判断します。

PCとネットワーク機器を再起動する

このPCだけ失敗している場合は、作業中のファイルを保存し、Windowsを「シャットダウン」ではなく「再起動」します。再起動後にnslookupとブラウザーを再確認し、直っていれば以降の設定変更は不要です。

複数の端末が同時に失敗している場合は、スマートフォンのモバイル通信で回線事業者・プロバイダーの障害情報を確認します。障害情報がなく、自分で管理している家庭用機器なら、取扱説明書や契約先の案内に従ってONU・モデム・ルーターを再起動してください。

ONUとWi-Fiルーターのランプを安全に確認する様子

  • ひかり電話やテレビサービスも一時停止する機器では、利用中の家族へ先に伝える
  • ONUとルーターが別なら、一般にはONUの起動完了後にルーターを起動する
  • 機器ごとの待ち時間とランプの正常状態は、契約先・メーカーの説明書を優先する
  • 「RESET」「初期化」のボタンは押さない

危険:焦げたにおい、煙、火花、異常な発熱、変色、液体が入った可能性がある場合は、通常の再起動を続けないでください。安全に触れられる状況なら使用を中止し、回線事業者または機器メーカーへ相談してください。機器を分解して確認してはいけません。

DNSキャッシュを消去して名前解決をやり直す

別端末は正常で、このPCだけ名前解決に失敗する場合は、Windowsが保存しているDNSクライアントのキャッシュを消去します。古い応答や失敗結果が残っている場合を、設定変更なしで切り分けられます。

  1. スタートメニューで「コマンド プロンプト」と検索する
  2. 「管理者として実行」を選ぶ
  3. 次のコマンドを実行する
ipconfig /flushdns

完了メッセージが出たら、ブラウザーをいったんすべて閉じて開き直し、nslookup www.microsoft.comと複数のWebサイトを確認します。Microsoftも、Wi-Fi接続時にインターネットへ出られない場合の確認としてDNSキャッシュのフラッシュを案内しています。詳しい公式手順は、MicrosoftのWindows Wi-Fi接続トラブル対処で確認できます。

この操作はWindows内のDNSキャッシュを消すもので、保存ファイルやブラウザーのパスワードを削除する操作ではありません。一方、ルーターやプロバイダー側の障害、誤ったDNSアドレス、通信経路の切断を直すものでもありません。定期的に実行する必要はなく、確認後も失敗するなら次へ進みます。

家庭用PCではDNSを自動取得へ戻して確認する

以前の検証、引っ越し、ルーター交換、VPN導入後から発生した場合は、古いDNSアドレスが手動で残っていないか確認します。変更前に、現在の値と「自動/手動」の状態をメモしてください。

  1. 「設定」を開く
  2. 「ネットワークとインターネット」を開く
  3. 使用中の「Wi-Fi」または「イーサネット」を選ぶ
  4. 接続中ネットワークのプロパティを開く
  5. 「DNSサーバーの割り当て」または「IP割り当て」の「編集」を選ぶ
  6. 家庭用ルーターから自動取得する環境なら「自動(DHCP)」へ戻す
  7. 保存後、接続し直すかPCを再起動する

Windowsの版や画面構成により項目が見つからない場合は、WindowsキーとRキーを押し、ncpa.cplを実行します。使用中のアダプターを右クリックして「プロパティ」を開き、「インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」のプロパティで「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」を確認できます。

固定IP、指定DNS、見守りサービス、会社・学校のネットワークでは自動取得が正解とは限りません。指定された値を消さず、管理者または契約先へ確認してください。

設定を変える前にGoogle Public DNSと応答を比較する

既定DNSのnslookupがタイムアウトする場合は、設定を変える前に、Google Public DNSを問い合わせ先として明示して比較できます。

nslookup www.microsoft.com 8.8.8.8

このコマンドは一度の問い合わせ先を指定するだけで、WindowsのDNS設定を変更しません。結果は次のように判断します。

  • 既定DNSは失敗し、8.8.8.8では成功:現在指定されているDNSまたはそこまでの経路に問題がある可能性
  • 両方とも失敗:DNSの選択だけでなく、回線、ルーター、VPN、セキュリティ機能、DNS通信の制限を確認
  • 両方とも成功し、ブラウザーだけ失敗:ブラウザー、プロキシ、VPN、拡張機能、特定サイト側を確認

家庭の個人PCで、既定DNSだけが失敗し、契約先からDNSの指定を受けていない場合は、切り分けのためGoogle Public DNSを一時設定できます。IPv4の優先DNSを8.8.8.8、代替DNSを8.8.4.4にします。IPアドレス、サブネット、ゲートウェイまで手動へ変える必要はありません。

Windows 11では、前項の「DNSサーバーの割り当て」を「手動」にし、IPv4をオンにして優先DNSと代替DNSを入力します。DNS over HTTPSの選択肢で「オン(自動テンプレート)」が利用できる場合は選択できます。手動テンプレートしか使えない場合は、推測したURLを入力せず、WindowsとDNS提供元の現行資料を確認してください。

Googleが公開しているアドレス、変更前の記録、Windowsを含む設定例は、Google Public DNSの公式設定ガイドで確認できます。

保存後にnslookupと複数サイトを確認します。改善しない場合は、記録した元の設定または自動取得へ戻してください。改善した場合も、プロバイダー障害が一時的だった可能性があります。パブリックDNSを使い続けるかは、見守り機能、内部向けドメイン、プライバシーポリシー、契約先の指定を確認して決めます。

VPN・プロキシ・ブラウザー・セキュリティ機能を比較する

nslookupは成功するのにWebサイトが開けない場合は、Windowsの既定DNSより後の経路を確認します。すべてを一度に無効化せず、1項目ずつ状態を変え、その都度戻して原因を特定してください。

  1. 別のブラウザーで同じWebサイトを開く
  2. ブラウザーを完全に終了して開き直す
  3. 個人PCで自分が接続したVPNなら、一時的に切断して比較する
  4. 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「プロキシ」で、身に覚えのない手動プロキシがないか確認する
  5. セキュリティソフト、フィルタリング、広告ブロック、ペアレンタルコントロールの障害情報と設定履歴を確認する

ブラウザーのセキュアDNSは、Windowsとは別のDNSを使う場合があります。1つのブラウザーだけ失敗するなら、そのブラウザーのサポート情報でセキュアDNSと拡張機能を確認します。保護機能を恒久的に切ったり、セキュリティソフトを削除したりするのではなく、正規サポートの手順で比較してください。

VPN接続中だけ失敗する場合は、VPNが配布するDNS、接続先の障害、スプリットトンネル、社内向け名前解決が関係します。会社のVPNは自己判断で設定変更せず、発生時刻、接続先、nslookupの結果を管理者へ伝えます。

Winsockとネットワークのリセットは最後に行う

再起動、影響範囲の確認、DNSキャッシュ、DNS設定、VPN・プロキシの比較で直らず、このPCだけ複数の接続先で失敗する場合は、Winsockのリセットを検討します。Winsockは、Windowsアプリがネットワーク通信を利用するための仕組みです。

固定IPやVPNを使っていない自分のPCで、開いている作業を保存してから、管理者のコマンドプロンプトで次を実行します。

netsh winsock reset

完了後はPCを再起動します。VPN、セキュリティソフト、業務用通信ソフトが関係するPCでは、先に各ソフトの設定と再導入方法を確認してください。

それでも直らない場合の最終手段が、Windowsの「ネットワークのリセット」です。Windows 11では「設定」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワークの詳細設定」→「ネットワークのリセット」から実行できます。

このエラーだけを理由に、IPv6を無効化する、使っていないように見えるアダプターを削除する、ネットワークドライバーを準備なしでアンインストールする、といった変更は行いません。VPNや仮想環境では必要なアダプターが含まれるため、先に診断結果と各ソフトの公式手順を確認してください。

ネットワークのリセットでは、ネットワークアダプターと設定が削除・再構成されます。実行前に次を記録・準備してください。

  • 固定IP、ゲートウェイ、DNSの指定値
  • VPNクライアントと接続設定
  • Hyper-Vなどの仮想スイッチ
  • 自宅LANの共有設定とネットワークプロファイル
  • PC・マザーボードメーカーの正しいネットワークドライバー

リセット後は、接続がパブリックネットワークになる場合があります。インターネット復旧後、自宅など信頼できるLANでファイル共有が必要なときだけ設定を見直します。ネットワークアダプター自体が設定画面やデバイスマネージャーから消えている場合は、DNS設定より先にネットワークアダプターが消えたときの確認手順へ進んでください。

復旧を確認して相談先を決める

1つのサイトが開いただけで終了せず、名前解決と実利用の両方を確認します。

DNS復旧後にパソコンとスマートフォンの接続を確認する様子

  1. nslookup www.microsoft.comで名前とIPアドレスが返る
  2. 別々の運営元のWebサイトを2~3個開ける
  3. メール、Windows Updateなど、止まっていた機能を確認する
  4. 一時的に切ったVPNを再接続し、必要な通信ができるか確認する
  5. 変更したDNSを使い続けるか、元の自動取得へ戻すか決める
確認結果 相談先の目安 伝える情報
家中の端末が同時に失敗 回線事業者・プロバイダー 発生時刻、障害確認、ONU・ルーターのランプ
Google Public DNSでは成功し、契約先DNSだけ失敗 プロバイダー・ルーターメーカー 既定DNSと比較先のnslookup結果
このPCだけ、テザリングでも失敗 PCメーカー・セキュリティソフトのサポート Windows版、アダプター名、VPNの有無、実施結果
会社・学校・VPN接続中だけ失敗 ネットワーク管理者 接続場所、VPN名、発生時刻、設定変更の有無
特定サイトだけ失敗 サイト運営元またはドメイン管理者 対象URL、別端末・別回線での結果

問い合わせ時は、「DNSエラーが出る」だけでなく、同じWi-Fiの別端末が使えるか、IPv4アドレスとゲートウェイを取得できているか、既定DNSと比較先のnslookup結果を伝えると、確認範囲を絞りやすくなります。

DNSサーバーは応答していませんのよくある疑問

8.8.8.8へ変更すれば必ず直りますか?

必ずではありません。現在指定されているDNSだけが応答せず、Google Public DNSまでの通信が許可されている場合は改善する可能性があります。回線自体が切れている、ルーターまで届かない、VPNやフィルターがDNS通信を制限している場合は直りません。先にnslookup www.microsoft.com 8.8.8.8で比較してください。

DNSを変えるとインターネットが速くなりますか?

名前解決にかかる時間が変わることはありますが、回線速度、Wi-Fi品質、ダウンロード速度そのものが必ず上がるわけではありません。今回の目的は速度向上ではなく、既定DNSだけが失敗しているかを切り分けることです。

ルーターの再起動と初期化は同じですか?

違います。再起動は電源を入れ直す操作で、初期化は設定を工場出荷状態へ戻す操作です。初期化すると接続ID、Wi-Fi名、パスワード、ひかり電話などの再設定が必要になる場合があります。DNSエラーの最初の対処としてRESETボタンを押さないでください。

DNSキャッシュは毎日消したほうがよいですか?

毎日消す必要はありません。DNSキャッシュは、同じ名前を繰り返し調べる負担を減らすために使われます。古い結果や失敗結果が疑われるときに限ってipconfig /flushdnsを実行し、改善したか確認すれば十分です。

DNSサーバーが応答しないときのまとめ

「DNSサーバーは応答していません」と表示されても、DNSサーバーの停止だけが原因とは限りません。PCがIPアドレスを取得できていない、ルーターや回線へ到達できない、VPNやプロキシが通信を変えている場合も、DNSの応答を受け取れなくなります。

  1. 同じネットワークの別端末と比較する
  2. ipconfig /allでIPv4、ゲートウェイ、DNSを確認する
  3. nslookupで既定DNSの応答を確認する
  4. PCまたはネットワーク機器を、影響範囲に合わせて再起動する
  5. ipconfig /flushdnsでPC内のDNSキャッシュを消去する
  6. 家庭用の自動取得環境なら、古い手動DNSが残っていないか確認する
  7. 設定変更前にGoogle Public DNSとの応答を比較する
  8. VPN、プロキシ、ブラウザーを1項目ずつ比較する
  9. Winsockとネットワークのリセットは最後に行う

途中で直ったら、残りの操作を続ける必要はありません。変更した項目と結果を記録し、家中の端末、特定のPC、特定の接続先のどこで失敗しているかに合わせて、プロバイダー、メーカー、ネットワーク管理者へ相談してください。

この記事を書いた人
TAKE

PCトラブルマニアックス運営者のTAKEです。PCファン、グラボ、マザーボード、電源などのトラブルについて、公式情報を確認しながら初心者向けに整理しています。故障と決めつけず、安全な確認手順から分かりやすく解説します。

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