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こんにちは。PCトラブルマニアックス、運営者の「TAKE」です。
グラボの温度が80℃や90℃と出ても、数字だけでは正常・異常を決められません。まずGPUの型番と、GPUコア・ホットスポット・メモリのどの温度かを確認し、メーカー仕様と現在の動作を照合します。
確認する順番
- タスクマネージャーなどで温度・GPU名・使用率を見る
- 型番別の温度仕様と、測っているセンサーの種類を確認する
- 同じゲーム・設定・室温で、以前より上がっていないか比べる
- 通気・ほこり・ファン・負荷設定を順に確認する
グラボ温度をWindowsで確認する方法
- Ctrl+Shift+Escでタスクマネージャーを開きます。
- 「パフォーマンス」→対象の「GPU」を選びます。
- GPU名、使用率、下部の「GPU温度」を記録します。

この写真では下部に「GPU温度32℃」が見えます。温度と使用率を同じ画面で読む場所の例です。32℃を再現することが目標ではありません。内蔵GPUやドライバーの組み合わせによっては温度が出ず、表示されないだけで故障とはいえません。
ゲーム中はメーカーの監視機能も使える
対応環境では、NVIDIA AppのオーバーレイやAMD Softwareのパフォーマンス指標で記録できます。アプリや機種によって項目が異なるため、温度欄の名称も控えます。
グラボ温度の適正値は型番・センサー・負荷で変わる
GPUコア・ホットスポット・VRAMを混同しない
| 表示 | 見ているもの | 判断の注意 |
|---|---|---|
| GPU温度・コア温度 | GPUの温度センサーの代表値 | 対応するGPUの仕様と照合する |
| Hot Spot・Junction | GPU内部の高温側の測定値 | コア用の上限をそのまま当てはめない |
| Memory Junctionなど | ビデオメモリの温度 | GPUコアとは別に対応仕様を確認する |
ソフト同士で温度が違うときは、同じ時刻・同じセンサーを見ているかを先に確認します。ホットスポットとコアの差に、全製品共通の正常な差を設定することはできません。

メーカーの最大温度は、目指す温度ではない
例としてNVIDIAのRTX 3060ファミリー公式仕様では、RTX 3060 TiのMaximum GPU Temperatureは93℃です。これはNVIDIAのリファレンス設計に関する仕様で、他のGPUやホットスポットへ流用できません。カードメーカー・PCメーカーの案内も確認してください。
上限未満なら必ず問題ない、という意味でもありません。上限へ近づき続ける、クロック低下や画面の乱れを伴う、同じ条件で以前より大幅に高い場合は対処が必要です。温度上限を引き上げて警告を回避する操作は勧めません。
80℃・90℃が気になったときに記録すること
- GPU型番と、表示している温度の種類
- 室温、起動中のアプリ、ゲームの解像度・画質・FPS上限
- 測り始めてからの時間、温度の推移、GPU使用率
- ファンの動作、異音、性能低下、画面の乱れ
軽い作業中とゲーム中を一律に比較しないでください。ゲーム中80℃でも、対象製品の仕様と動作を見なければ判断できません。90℃へ上がり続ける場合も、まず負荷を止めて冷却状態と仕様を確認します。確認のために過負荷テストを続ける必要はありません。
グラボ温度が高いときに確認する順番
1.吸排気をふさがず、設置場所を確認する

ケースの吸気口・排気口が壁や荷物でふさがれていないかを見ます。内部に手を入れる前には必ずシャットダウンし、電源を切ってケーブルを抜いてください。サイドパネルを開けたまま常用して解決とせず、メーカー指定の設置条件へ戻して確認します。
2.ほこりとファンの状態を確認する

吸気フィルターやケースファンに詰まりがあれば、電源を切って行うファン清掃を確認してください。写真から「掃除で何℃下がった」といった効果は算出できません。
GPUファンは低温時に停止する製品もあります。型番のファンストップ仕様を確認し、通電中の羽根を指や工具で回さないでください。高温でも回らない・一部だけ停止する場合は、負荷を止めてメーカーへ相談します。
3.ゲームやアプリの負荷設定を見直す
不要なバックグラウンド処理を終了し、ゲームのFPS上限や重い描画設定を一項目ずつ見直します。温度だけでなく、必要な画質や操作感も確認しましょう。設定を変えたら元に戻せるよう記録し、同じ場面・時間で比べます。すべてのアプリで同じ冷却効果が出るわけではありません。
4.改善しない場合は保証・サポートを確認する
画面の乱れ、突然の停止、焦げ臭いにおいなどを伴う場合は使用を続けず、PC・カードメーカーへ連絡します。ゲームが落ちる症状はゲームが落ちるときの切り分けも確認してください。
保証期間中は、GPUクーラーの取り外しやサーマルパッド交換より先に保証条件を確認します。原因未特定のままグラボや冷却部品を購入する必要はありません。
メーカー対応の範囲外で、操作や点検の相談を継続して必要とする場合にはG・O・Gの会員制サポートも候補です。有料の会員制サービスで、GPU修理が一律無料になるものではありません。入会前に会費、対応可能な機種・作業、別途かかる修理費を公式ページで確認してください。
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グラボ温度のよくある質問
アイドル時なら必ず50℃以下ですか?
そうとは限りません。室温、複数画面、裏で動くアプリ、ファンストップの仕様で変わります。「アイドル」の条件をそろえ、型番の仕様と以前の状態を比べます。
ホットスポット100℃は故障ですか?
数値だけでは断定できません。そのGPUの該当センサーの仕様を調べます。コア用の上限93℃などを、そのままホットスポットへ当てはめないでください。
温度が表示されないときはどうしますか?
対象GPUとドライバーの対応を確認し、対応するメーカーの監視機能を調べます。数字を表示するためだけに、不明なツールの導入や制御設定の変更を急がないでください。
まとめ:温度の種類と条件をそろえて判断する
GPU名・温度センサー・負荷条件を確認し、メーカー仕様と動作を照合します。通気、ほこり、ファン、アプリ設定の順に見直し、対処前後の効果は同条件で測った結果から判断してください。

